ラッキー ドラゴン Lucky Dregon ベンシャーン展

　神奈川県立近代美術館 葉山　より相模湾を見る


遅ればせながら、昨日、葉山でベンシャーン展を観た。

メッセージ性の強い作品に感銘を受ける。

「人」を見ることを通して、社会に問いかける作家の姿勢に社会の触角を感じた。

アーティストは何時の世も社会の触角的な存在だと常々思っている。

人類の過ちを素早く感じ取り、そのメッセージを作品にこめる。

しかも、美しく。

展覧会をみた後、美術館中庭より、午後の陽に照らされ眩く光る相模の海をみた。

1954年に第五福竜丸が被曝したビキニ環礁の海とこの光る海も

時空を越えてひとつに繋がっている。

この美しい海を次なる世代に美しいままで繋いでいくには、

今何をするべきか。

わたしは美術を通して、自問し続ける。

ラッキー ドラゴン Lucky Dragon 第五福竜丸

 
神奈川県立近代美術館 葉山　で、1月29日まで開催のベンシャーン展に

ラッキー ドラゴン　という作品が出品されている。

病院のベッドに座る皮膚に被曝の痕跡が残る半裸の男性が

メッセージボードを持っている、ベンシャーンの作品。

ベンシャーン自身は、その時点では第五福竜丸そのものを見てはいないと記憶する。

寺田政明は1975年に東京湾夢の島付近に放置されていた第五福竜丸を取材した。

1975年７月初め、梅雨時のじめじめとした雨天に私は同道。

身の丈より高く茂った葦原をかきわけて、傾きかけたその漁船は不気味な存在感に溢れていた。

寺田画伯は、雨の中、夕暮れまで幾枚もデッサンしていた。

興奮していたのか、頭からもやもやと湯気がたっていた。

その年の9月に150号ちかくの油彩大作は上野の東京都美術館で開催された

主体美術協会展で発表され、話題を呼んだ。

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ベンシャーンの「ラッキードラゴン」は、福島県立美術館が所蔵している。
作品はそれ自身がその身の置場を選択するという。
ビキニ環礁での被曝した漁船の船員を描いた作品。福島第一原発事故。
不思議な因縁めいたものを感じるのは私だけではないだろう。

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TPP関連の国会に感ずること

ここのところ、国会にしても報道にしてもTPPのことに終始している。

野田総理のTPP発言を国会では二枚舌、報道では玉虫色、

どちらでもないと思います。

日本とアメリカの解釈の相違でしょうね。

野田さんの言っていることは誠のことだとして、

立場の違うアメリカの解釈はそのとおり。

日本語で言った野田さんの言葉もまたそのとおり。

解釈が違うだけですね。

それぞれの立場で解釈の相違はわれわれの日常でもままあることです。

短い時間での会話の語句では特にあることですよ。

だから、《沈黙は金》という諺もあるのよ。

そこが外交の難しさではないでしょうかね。

どちらもそれぞれの立場でそれぞれが真実なのよ。

国会答弁を聞いていると、山本一太の馬鹿さ加減に呆れるよ。

野田さんも外交筋を通してその解釈の相違点を繊細に確認する作業をしてる、ぐらいのことで対応すればいいだけのことよ。

もっと大事なことで国会は時間を使えよ！！　ったく！

東電的体質の犠牲者は庶民

東電の株主総会の無意味さには呆れた。

結局は大株主の委任により、原発推進路線は決まっているのだ。

大株主：大手企業、大都市自治体などなど。

独占企業の電力会社は既得権の巣窟！！

こんな美味しい資金源を自民党はじめ各政党（共産党は除く）、報道機関、は、

手放すわけがない。

菅さんは美味しい思いをしていない政治家なのかもね。

だから脱原発的な路線を打ち出せるのだろう。

それじゃたまったもんじゃないって、既得権で益を受けている皆で

寄ってたかって、菅下ろしに懸命になるわさ。

復興にブレーキをかけているのはお前達だ！

庶民はお見通しだぜ！　庶民を甘く見るなってぇの！

原発の可否に関しては、イタリアよろしく国民投票をするべきだよ。

それが無理なら、解散総選挙しかないね。

こんな時期に、とは思うけどこの国の将来を真剣に考えるなら、

そのロスは無駄ではないと思う。

ロスより将来に大きなつけを残さないことの方が大事だよ。

本来の意味での民主国家になろうよ。

今この時期を逃したら、

なが～い将来にわたって悔いを残す結果は顕著だと思う。

少なくとも、退廃している自民党、公明党、民主党の

息の根を断つ大敗に持ち込まないとこの国ほんとに滅びるよ。

その混乱は一時的なものだよ。　産みの苦しみだよ。

わが国の政治はメルトダウン！！

不謹慎なタイトルですが、全くもってこの国の政治はなっとらん！！

メルトダウンを越え、スルーダウン状態だね。

与党も与党なら、野党はもっとダメダメ！

被災した方々はもとより、国民を人質ににているとしか映らん。

民主党もすっかり官僚にしてやられている。

正にこの時期に、被災をいい口実に、増税の路線を正当化。

消費税は一度あがったら、絶対にもとに戻らない仕組みの税。

あたかも復旧のめどがたったらもとに戻るような含みをもたせた言い方。

それより、議員数減数はどうなったの？

無駄遣い是正はどうなったの？

被災をいいことに、仕分けは棚上げかよ！

官僚、天下りを虎視眈々と狙っている輩は

チャンスとばかりほくそえんでいますよ。

官僚もまじめにやれ！

福島第一原発事故に便乗するような姑息なことはやめてくれ！！

暴動を起こさない優しい大らかな大衆を愚弄するな！！

久々に激怒ブログ。こんなこと言いたくないぜ！　ったく！