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先進国の中でも、この国ほど芸術文化に対する国策のない国はないだろう。

アメリカはかつて、世界恐慌時のニューディール政策で

アーティストへの仕事もつくり、支援し、芸術文化の枯渇を防いだ。

この国では、芸術文化は二の次三の次である。

十年以上前、内戦の収まらぬ時期のグルジア共和国を旅した。

日本でいえば、銀座の真ん中にあるホテルさえ外壁は弾痕が痛ましく残り

日に幾度も断水するさなか、世界からアーティストを招聘して

彫刻シンポジウムを開くのである。インフラさえままならぬ状況でである。

何故か、と訊ねると、異口同音に

「生活の復旧と文化の復旧は同時進行しなくては本当の復旧とはいえない。」 と。

芸術文化が生活の一部、というより、

生活の重要な部分として捉えているのである。

小学校では、民族の伝統的な舞踊歌謡などから教える。

民族の誇りを大切にするところから教育が始まる。

吉本隆明的にいうと、アジア的なのかも知れない。

民族の違いで、すぐに刃傷沙汰になるが、心はピュアなのだ。

男は男らしく優しいし、女は恥じらいを持ち美しい。

男女それぞれ、逞しく活き活きとしている。

参院選の広報を見聞きしていて、グルジアの体験を懐かしく思い出した。

そんなグルジアでのシンポジウムに参加した作家のひとりである

彫刻家 松田文平さんの彫刻展を9月に計画している。

優しく、逞しい文平さんの彫刻が楽しみです。

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