徒然
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 今日の朝日新聞朝刊「ひと」欄で著者印税の20%を発展途上国に PR 弊社のギャラリー&サロン「アートプラネット」では、 年に5~8回「下町の大学」という講座を開いています。 昨日は vol.12 、今年3回目の開講でした。 『千の翼 -石を彫り続けることから見えるものー』 と題して、 個展開催中の彫刻家 冨長敦也氏をパネラーに迎えての講座。 石を彫り続けて25年を超え、「石の声が聞こえてきた」、と 時間をオーバーして、彫刻への思いを熱く語られました。 詳しい内容は弊社HP http://www.artp.ecnet.jp のトピックスで紹介記事を載せてます!!
暫く会っていなかった高校時代のクラスメイトのY君が
缶ビールを下げて午後2時過ぎにプラネットに入って来た。 プラネットは、新小岩にある弊社のギャラリー&サロン。 「今、会社辞めてきた帰りだよ。主ちゃん一杯やろうよ。」 とんだ雨の午後の訪問者だ。 だが、今までのサラリーマン時代より、作品の見方が違うように感じる。 ビールグラスを片手に、舐めるようにみている。 「退社記念に、ひとつ作品を持てば、」と勧めてみる。 結構真剣に受け止めていているようだ。 「こんな機会ないぜ!辞表を出したその足でギャラリーに寄るなんて! 作品が呼んだんだよ!」 私は具象性の高い5点を選んで並べる。 また、ビール。 ネクタイをはずす。 幼少の頃の話に花が咲く。 我々の幼少の頃は格差はなかった。 お大臣の子どもも平等に三角ベースで暗くなるまで遊んでいた。 午後5時、約束があると帰り支度をしながら、 私が選んだ5点からではなく、かなり抽象性の高い作品を選んだ。 千の翼 冨長敦也作 No.68/1000 ライムストーン ポルトガル産 高さ57ミリの小さい作品 「背景に大きさを感じる」と目を輝かせた。 これが、Y君の新しい人生の始まりのかたちなのだろう。 傘をさし、心なしかふらつきながら帰っていくY君を見送った。 小雨が煙る中を歩くY君の後姿が大きく輝かしく光って見えた。 |
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